Title: “Team Korea” Descends on Riyadh: 39 Korean Defense Firms and Black Eagles Make WDS 2026 Debut
Summary: Thirty-nine South Korean defense companies participated in WDS 2026 in Riyadh, with Hanwha, Hyundai Rotem, LIG Nex1, KAI, and HD Hyundai Heavy Industries showcasing their latest weapons systems. The ROKAF aerobatic team Black Eagles made their first appearance at a Middle Eastern defense exhibition, performing friendship flights with the Saudi Hawks. The unified government-industry-military approach signaled Korea’s full-scale push into the Middle Eastern defense market.
サウジアラビアの首都リヤドで2月8日から12日まで開催された第3回世界防衛産業展示会(WDS 2026)に、韓国の防衛産業企業39社が参加した。76カ国770社以上が出展する中東最大級の防産展示会で、韓国勢は展示場入口の正面に大型ブースを並べ、陸・海・空・宇宙を網羅する「K防産パッケージ」を前面に打ち出した。
官民一体の「統合展示」で中東市場を攻略
ハンファの防衛産業3社(ハンファエアロスペース、ハンファシステムズ、ハンファオーシャン)は過去最大規模の677平方メートルの統合ブースを構え、徘徊型精密誘導兵器(L-PGW)や多目的レーダー(MMR)を初公開。現代ロテム(Hyundai Rotem)はK2戦車の派生型に加え、ドローン防御システム(C-UAS)搭載の多目的無人車両「HR-シェルパ」と水素燃料電池駆動の無人プラットフォーム「ブラック・ベイル」を初披露した。
LIGネクスワンは「天弓2」「L-SAM」「LAMD」「新弓」による多層防空統合ソリューションを展開し、韓国航空宇宙産業(KAI)はKF-21戦闘機と戦闘機協業多目的無人航空機(SUCA)の有人・無人複合体系を提示した。HD現代重工業は6,000トン級輸出型護衛艦「HDF-6000」でサウジ海軍近代化事業への参入を目指した。
防衛事業庁(DAPA)、国防技術振興研究所、韓国防衛産業振興会が共同設置した「統合韓国館」には中小企業12社も出展し、DQマーク認証を取得したロテックや秀城精密機械のブースにはバイヤーが相次いで足を止めた。
ブラックイーグルスが中東デビュー
韓国空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」(第239特殊飛行大隊)が中東の防産展示会に初参加した。T-50B 9機(予備1機含む)とC-130輸送機4機、将兵約120名の編成で、1月28日に原州(ウォンジュ)基地を出発。沖縄の那覇基地、フィリピン・クラーク、ベトナム・ダナン、タイ・チェンマイ、インド各地、オマーン・マスカットを経由し、約1万1,300キロを飛行して2月2日にリヤドのマルハム空港に到着した。
今回の展開で注目されたのが、最初の経由地である航空自衛隊那覇基地での給油だ。航空自衛隊が韓国空軍機に給油を行うのは初めて。2025年11月のドバイ・エアショーの際には、T-50Bの竹島近海での訓練を日本側が問題視して給油を拒否した経緯があったが、その後の日韓関係の改善を経て今回は円満に実現した。
WDS会場では、ブラックイーグルスがサウジ空軍の「サウジ・ホークス」との友誼飛行を実施し、9日からは毎日24の高難度機動を披露。官民の連携に軍の「空の外交」を加えた今回の総力参加は、韓国防衛産業が「チーム・コリア」として中東市場に本格参入する姿勢を鮮明にした。

