スウェーデン・テレビ(STV)は1月4日、ロシアがノルウェーとの国境地帯でスパイ活動を活発化させており、漁船や観光客を装って工作員を潜入させていると報じた。
スカンジナビア全体で治安情勢が悪化していることを受け、ノルウェーは2032年までに北部地域の軍事プレゼンスを倍増させる計画だ。ロシアとの国境に駐留するフィンマルク旅団の司令官によると、ロシアから北極圏の港町キルケネスに入港する漁船にスパイが紛れ込んでいることが発覚。また、「観光客を装った人物が何度も別の目的で入国していた」という。
キルケネスはフィンランド、ロシア、北極海に囲まれた戦略的要衝。ロシアによるスパイ事件の増加を受け、ノルウェー当局は警戒を強めている。ウクライナ侵攻後、欧州ではロシアによる諜報活動やサボタージュへの懸念が高まっており、北欧諸国も対応を迫られている。
