北朝鮮・金ジュエ氏、錦繡山太陽宮殿参拝で後継者地位公式化へ——韓国シンクタンクが分析

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北朝鮮・金ジュエ氏、錦繡山太陽宮殿参拝で後継者地位公式化へ——韓国シンクタンクが分析

世宗研究所の鄭成長副所長は1月2日、金正恩朝鮮労働党総書記が1月1日に長女のジュエ氏を伴い錦繡山太陽宮殿を参拝したことについて、「今年の朝鮮労働党第9回大会で、金ジュエが『党中央委員会第1書記』という党のナンバー2の職責に選出され、後継者としての地位を対内外的に公式化することを示唆している」と分析した。

金正恩氏が新年に同宮殿を訪れたのは2023年以来初めてで、2024年と2025年は参拝を見送っていた。公開された写真(キービジュアル参照)では、金正恩氏と李雪主夫人の間の真ん中に金主愛氏が配置されている。参拝時の最前列は通常、政治局常務委員など党最高幹部が立つ位置だ。

鄭副所長は「金正恩が立つべき真ん中の位置に金ジュエが配置されたことは、第9回党大会で金ジュエを後継者として打ち出すことを『先代首領』である金日成と金正日に報告する意味を持つ」と指摘する。

北朝鮮は2021年の第8回党大会で「党中央委員会第1書記」職を新設。党規約では同職を「朝鮮労働党総書記の代理人」と規定しており、総書記の権限と義務を代行できる。鄭副所長は「第1書記職は金ジュエのために新設された職責と見られる」としつつ、「幼い年齢でこのような強大な職責を付与することに、どのような反応を呼び起こすか分析が必要」と述べた。

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