金正恩総書記が新年祝賀演説、第9回党大会の時期を明言せず

NEW
金正恩総書記が新年祝賀演説、第9回党大会の時期を明言せず

北朝鮮の金正恩総書記は1月1日、平壌のメーデー・スタジアムで開催された2026年新春祝賀公演に出席し、新年祝賀演説を行った。労働新聞と朝鮮中央通信が同日伝えた。

金正恩氏は「遠い異国で祖国を思う熱烈な心を抱いて新年を迎えている海外作戦部隊の将兵に戦闘的敬意を送り」とロシアへの派兵が継続していることを認めつつ、「第9回党大会が示す新たな展望を目指して、さらに力強く、勇敢に前進しよう」と呼びかけたが、党大会の開催時期については明言しなかった。

党大会は朝鮮労働党の最高指導機関で、中央委員会の事業報告の総括や党の綱領・規約の改定、経済計画や国防方針など重要事項が策定される。金正日時代に開催されることはなく、金正恩執権下の2016年5月、第7回党大会が約36年ぶりに開催された。次いで2021年1月には第8回党大会が開催され、国家経済5か年計画と国防科学発展及び武器体系開発5か年計画(国防5か年計画)が策定され、党大会を5年に1回招集することを明記した。

前回の第8回党大会の告知は2回にわたって行われた。2020年8月19日の党中央委員会第7期第6回全員会議で2021年1月に招集することを決定し、12月29日の党中央委員会第7期第22回政治局会議において1月初旬に開催することを正式に決定・告知した。

しかし、第9回党大会の日程について、未だ具体的な告知はない。12月9日から11日まで党中央委員会第8期第13回全員会議拡大会議が召集され、第9回党大会の準備に関連する重要問題など5つの議題が討議されたが、金正恩氏は「(党大会)招集まで未決の重要対象を完工する問題」など開催までに解決しなければならない諸般の課題を提示したにとどまった。

 

ライタープロフィール

Seculigence Editorial Department